私は、毎日、朝さんぽをしています。
今は日も長くなったので、5時半過ぎに出かけては近くの神社へ参拝し、帰りは川沿いを歩いて駅前を廻ってくるコースを、かれこれ3年ほど続けています。
朝さんぽだけで毎日3,000歩を歩いているわけでして、結構、いい運動になっていると思っています。
さて、この参拝なんですが、3回に1回は他の参拝者の方と神社ですれ違うことがありまして、たまには、2、3人が参拝の順番待ちをすることもあります。
皆さん、なぜか朝の参拝は誰にも邪魔をされたくないとの気持ちがわくのか、前の人の参拝が終わるまで、境内の手前で待っていることが多いわけで、私も、前に参拝している人がいると、なんとなく、待っていることが多いです。
そんなこんなで
昨日もいつもの朝さんぽで神社へ行くと、参道の向こうの本殿前に女性らしき人影が。。。
今日は少し待たないといけないなと思いながら本殿へゆっくり近づいていくと、その女性が何やら奇妙な行動を取っていることに気が付きました。
そうなんです。
靴を脱いで本殿の渡り廊下のところに正座して、戸が閉まっている本殿に向かって両手を合わせて一心に祈っているのでした。
私は、本殿前の境内の入り口で終わるのを待っていたのですが、何時までたっても終わる気配がありません。
こういう時は、構わず参拝してしまった方がいいように思ったものですから、今日は、待つことなく、参拝をしようと本殿へと近づいていきました。
その女性は相変わらず座ったまま何か、祈りをささげている風でしたが、私はお構いなしにお賽銭を入れると、賽銭箱の中にコインが落ちる音がしました。
するとどうでしょう。
その女性は、私が後ろにいることに気が付いて、慌てて立ち上がって、本殿から去って行くのでした。
顔はよく見てなかったので、どんな人かは分かりませんが、慌ただしく去って行く足音を聞きながら、「今日も参拝することができてありがとうございました。」と、手を合わせて感謝をするのでした。
私の場合、神社は、お願いをするところではなく、生かされていることに感謝をするところだと思って参拝しているわけで、必死に何かを祈っている姿を見ると、なんか違うなあと思ってしまうのですが。。。参拝も色々ですね。
皆さんはいかがでしょうか?
今日も、元気に参拝できたことに感謝いたします。
朝さんぽのお供にカメラを持っているのですが、久々にトンビが目の前を飛ぶところを写真に収めることができました。ラッキー!
今日はいいことがあるかな?