大学時代は月曜朝一の授業が鬼門でした!
私の学部では、1年生の前期の月曜日の1時限目に専門の必須科目の講義がありました。
科目自体はそれほど難しくはないのですが、3分の2以上の出席がないと試験を受けることができません。
また、教授の性格上、2年生、3年生、4年生になるにつれて単位取得が難しいと言われていて、ある先輩は、試験の後、お酒を持っていったけど単位がもらえずに留年してしまったという噂まで流れていました。
私は、休み明けの月曜日1時限目の講義で、しかも、本学での授業ではなかったので、友達も起こしに来てくれません。
そのため、段々と休むようになり、結局、3年間試験を受けることができず、単位を落としてしまいました。
なので、4年生では単位を落とすと留年が確定してしまいます。
そのため、毎週気合を入れて起床し、席も、一番前の真ん中に座って講義を受けた結果、授業は全て受けることができました。
試験前日に思わず寝てしまう!
そして試験の前日の夜のことです。
教科書を開いて試験勉強をしていましたが、1時間ほど経ったころ、疲れたなと思いながら、ふと横になってしまったのです。
すると、なんということでしょう。
そのまま寝てしまい、気が付くと朝になっていました。
顔面蒼白のまま「終わったな」と思いながら、身支度をしてトボトボとバイクにまたがって大学へと向かうのでありました。
試験では意外なことが起こって単位を取得!
ほどなく大学に着きました。
伏し目がちに試験会場の教室へ行き、落ち込んだままいつもの真ん前の席に座って試験開始待っていると、授業開始のチャイムが鳴りました。
そして「始めてください!」の合図で問題用紙を開けた瞬間です。
なんということでしょうか。
そこには、私が前日の夜に1時間かけて勉強したところが出ているではないですか。
ていうか、すべての出題項目が昨日の夜に勉強したところからだったものですから、一瞬、自分の目を疑ってしまいました。
こんなこともあるんだと思いながらも、制限時間いっぱいまで、回答用紙を埋めていくのでした。
そんなこんなで、単位を取得しただけでなく、成績も「優」をいただくことができ、残すは「卒論」のみとなるのでありました。
久しぶりに神様の存在を実感する出来事に、感謝をするのでした。