轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

虫歯治療で差し歯だらけになる

今日は、またまた予備校時代の出来事を紹介します。

甘いものが好きすぎて虫歯だらけ

私に限らず、甘いものには目がない人が多いのではないでしょうか。

私も、中、高校生時代からチョコレートとコーラーが大好物でしたので、夜のおやつに近くの店まで買いに行っては食べて飲んでいました。

それで、前にも書きましたが、小学生当時から歯磨きが嫌いで、夜の歯磨きを怠っていたものですから、このころは虫歯だらけになったまま放置していました。

高校の同級生と再会記念パーティーを開催

そんなある日のこと、5月のゴールデンウィーク明けの頃だったと思いますが、大学生のN君が私たちの下宿先にやってきました。

卒業してから1度も会ってなかったものですから、全員未成年にもかかわらず、「飲もう!」ということになったものですから、近くのスーパーでお菓子とウイスキーを買ってきまして、再会記念パーティーを開いたのであります。

 

ウイスキーは貧乏学生に人気の「○ッド」でした。

その晩は、久しぶりだったものですから、Y君の部屋で4人が遅くまで飲み明かしまして、日が変わる頃、次はN君の下宿先で飲もうということで、お開きとなりました。

夜中に歯痛で目が覚めて初めてのホームシックに

N君も帰宅し、私たちも自分の部屋に戻りまして、その日は勉強することもなく布団に入って寝入ってしまいました。

そして、真夜中、「ズキン!ズキン!」という歯痛で目が覚めたものですから、氷をタオルで巻いて頬に当てるも痛みが取れず、結局、眠れない状態で朝を迎えるのでした。

この時ばかりは、4畳の狭い部屋で一人、歯痛で苦しんでいたものですから、あんなに嫌だった実家のありがたみが身に染みたのか、初めてホームシックにかかるのでした。

虫歯治療で差し歯だらけになる

次の朝、早速、大家さんに近くの歯医者さんの場所を教えてもらい、急いで病院へと向かいました。

受付を済ませると、歯痛に苦しんでいるのが分かったのか、すぐに名前が呼ばれまして診察を受けることができました。

 

診察の結果、奥歯に大きな穴が開いており、そこが痛みの原因だということが分かりました。また、ほかにも4、5本、虫歯になっていたものですから、先生から「なんでこんなになるまで放置していたのか!」と叱られました。

 

とりあえず応急処置をしてもらい、何とか痛みが治まりましたが、その日から毎週1回、歯医者に通うことになりました。

また帰る前には、きれいな看護師さんから歯磨きの仕方を丁寧に教わったものですから、その日からは朝と夜、最低2回は必ず歯磨きをするようになりました。

 

結局、半年ほど歯医者に通ってすべての虫歯の治療を終えることができましたが、私の口の中には銀色の差し歯が5本、口内の両サイドに鎮座することになりました。

虫歯治療

その後も差し歯の具合が7~10年ごとに悪くなるたびに歯医者へ通うことになりますが、それでも、欠かさず歯磨きを励行しているおかげで、入れ歯は1本もなく今日を迎えているところです。

皆さんも、歯のメンテナンスにはご注意ください。