轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

練習中に下級生からの呼び出し?~甘酸っぱい体験を逃してしまう~

中学校時代は田舎者で「うぶ」でした。

 

私が所属したバスケットボール部は、地区大会で優勝したことから、学校でも注目が集まっていました。

私も退場こそしましたが、ポイントゲッターとして活躍したものですから、女子学生の人気も少しは上がったように(勝手に?)思っていました。

 

ある日の放課後、県大会に向けて練習をしている時でした。

部活の後輩が私に近寄ってきまして、ちょっと体育館裏に来て欲しいと言うではないですか。

どうも、私に会わせたい人がいるような話しぶりでした。

 

ただ、私のこの時の状態は、練習が佳境に入っていて、かなり疲れが出ている頃で、おまけに気持ちも県大会に向けて高ぶっている時だったものですから、「この大事な時に何事か!」と、逆に怒ってしまって、会うことを断ってしまいました。

 

家に帰って冷静に考えると、ほんの1、2分で済むのに、なんで会わなかったのかと、甘酸っぱい体験を自ら断ってしまったことに、後悔をするのでした。

バスケの練習