轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

遠征先で理不尽な仕打ち!試合に負けるもモチベーションが上がる?

中学時代の部会の続きです。

 

中学時代の遠征!。。。といっても同じ地区の学校に出かけることが多かったのですが、1度、新人戦に優勝した後、地区外の学校(N中学)に遠征して練習試合をしたことがありました。

この時は、みんなで電車に乗っていくものですから、ちょっとした遠足気分で出かけました。

 

N中学のチームは、見た目、我々と背丈も変わらず、動きも特に機敏な感じもしなかったので、楽勝かなと思いながら試合に臨みました。

しかし、試合が始まると、われらのエース2人に対して、マンツーマンの徹底したマーク(プレスディフェンス?)が付きました。

どんなにすごいかと言うと、常に両手で体を挟んで自由にさせてもらえないものですから、ボールを回すことも、自由に動くこともできず、攻めあぐねてしまいました。

 

これまでの試合では、マンツーマンのディフェンスでも相手と少し距離を取りながら付いていくのですが、この時は、体をぴったりくっつけると同時に、両手を前に出して体を挟むように守っていました。

おまけに、振り払おうとして手を出すと「ファウル!」を取られる始末です。

 

どうも、審判も敵チームの知り合いがしていたようで(試合前、敵の監督にペコペコしていました)、我々のチームに辛く、N中学のチームには甘いジャッジがされていたように感じました。

 

おかげで、我々が得意な速攻を仕掛けてシュートを打つ時にも手をたたいてきたり、体をぶつけてきたりするのですが、それでもファウルにならないものですから、敵チームのやりたい放題な試合になりました。

 

結局、敵チームの圧倒的な勝利となり、とても後味の悪い負け方をしてしまいました。

試合が終わって相手チームにあいさつに行ってもにらみつけて帰ってくる始末でした。

 

帰りの電車の中でも、我がチーム全員、腹が立ってしかたがなく、みんな、「県大会ではコテンパンにやっつけてやるぞ!」と文句を言いながら帰ってきた記憶があります。

 

今考えても、本当に理不尽な試合だったなと思うのですが、我がチームの監督(先生)は何を思って練習試合を組んだのか、未だにわかりません。

ひょっとすると、我々が、地区大会で優勝して気が緩んでいるように見えたのか、一度、お灸をすえる意味を込めて、当たりが強いチームとの練習試合を組んでくれたのかもしれません。

 

実際、この試合以降、「打倒N中学!」のスローガンのもと、一致団結して練習に励むのでした。

練習試合