轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

3年生のクラス対抗ハンドボール大会は準優勝

高校時代のクラス対抗ネタをもう一つ紹介します。

 

秋には、クラス対抗のハンドボール大会があります。

私の学校には男子のハンドボール部はありませんでしたので、全員、体育で経験するだけなものですから、この日はバスケットボール部の独壇場でした。

 私は、高校ではバスケットボール部に入ってなかったのですが、中学時代の経験者で、地区優勝を誇るI中学校のポイントガードをしていたものですから、この日はセンター(センターバック?)の司令塔のポジションを任されていました。

 私以外には、バスケットボール部が1人(中学時代の同級生の恋敵N君。同じ地区優勝チームのメンバーでポジションはセンター)、バレーボール大会のエースW君がいる程度でしたので、ポイントゲッターは私とN君でした。ほぼ二人が速攻を仕掛けて点を取る展開で、何とか決勝までこぎつけました。

 そしていよいよ決勝戦です。相手チームにはバスケットボール部のメンバーこそいなかったのですが、なぜか同じ体操部のメンバー3人が入っていて、これがなかなかうまいものですから、試合はシーソーゲームの展開になります。私も負けじと速攻からのジャンプシュートで応戦しますが、結局、同点のまま終わってしまいました。

 こうなると、最後はサッカーのPK、7mスローで決着をつけることになりました。これはゴールから7mの位置から各チーム5名が交代でシュートを打ち、多くゴールした方が勝ちになります。

私も7mスローメンバーに選ばれまして、いざシュートを打つのですが、走りながら勢いをつけて打つシュートは得意でも、立ったままオーバースローで投げるシュートはボールに勢いがありません。そこでこの時は、サイドスローで勢いをつけてシュートを放ちましたが、惜しくもボールはバーに当たってしまい、ゴールをすることができず、結局、試合には負けてしまって、準優勝になりました。

 今思い出しても、とても悔しかった思いがよみがえってきます。

 余談ですが、決勝戦の前、私はキーパーの練習をしていまして、7mスローで投げてくるシュートをことごとく弾いていたものですから、相手チームは負けたと思っていたそうです。しかし、本番では私がキーパーをしなかったものですから、相手チームは「勝った!」と思ったとのこと。

 昔はどうだったか覚えていませんが、今のルールではキーパーの交代は自由のようなので、手前味噌ながら、私がキーパーを買って出たらよかったのになあと勝手に思っています。

ハンドボールでシュート!