次はカメラの盗難に合う
無事、ホテルから外出することができ、早速、お昼を食べに町へと繰り出しました。
やはりここは異国の地、南国ハワイです。
当然お店屋さんもすべて英語表記なものですから、どこに入っていいのか分からず迷ってしまい、結局、日本語が書かれた「たけしのカレー屋さん」に入るのでした。
昼食を食べてお腹も太って満足してお店を出まして、次はどこに行こうか、近くの公園でガイドブックを見ながら探していました。
ほどなく、アラモアナショッピングセンターが近くにあることが分かったので、とりあえずそこへ行くことになり、公園を後にするのでした。
しばらく歩いていると、何かを忘れていることに気が付きます。
そうなんです。
カメラを公園のベンチに置いたままだということに気が付きました。
急いできた道を戻って公園に着くも、ここは外国です。
日本ではありません。
既にカメラはなく、私たち二人は途方に暮れてしまうのでした。
私が持っていたカメラはペンタックスのコンパクトカメラで、3万円近くしたものでしたが、望遠もついていないカメラでした。
また当時はフィルムカメラでしたので、ハワイに到着してから撮った現像前のフィルム(1本)は手元にあり、カメラの中には街中を2、3枚映したフィルムが入っているだけでしたので、不幸中の幸いでした。
早速、コンビニによって「写ルンです」を買ってきて、再び、ハワイでの思い出の写真を撮ることができました。
つづく