中学時代のバスケットボール部の続きです。
新人戦で地区優勝したものですから、我がバスケットボール部は学校でも一目置かれる存在となりました。
当時、私の学校の部活では、女子はバレーボール部、男子はバスケットボール部が強く、いずれも地区優勝を果たすことができました。
当時、弱小チームだったバスケットボール部が地区優勝したものですから、かつてのOBが夏休みに入ると練習を見学しにやってくるようになりました。
それはそれでありがたいことなのですが、困ったことが起こりました。
顧問の先生がいるときは、OBもおとなしいのですが、先生が帰ると、ありがたい「しごき」が始まるのでした。
水分補給は禁止~タオルの水分でのどを潤す
普段の休みの日の練習は、1、2時間で終わるのですが、顧問の先生が帰った後にOBがやって来ると、中々練習を終わらせることができませんでした。
また当時は、練習中に水分補給をすることが許されなかった時代でしたので、部員全員が水も飲むことができず、ふらふらになるまで練習が続いてしまいます。
最後には、水と汗が染みこんだタオルを吸って給水したこともあり、夏休み中の練習は過酷さを増していくのでした。
そんなこんなで、地区優勝を果たしたことで部員が増えたにも関わらず、練習がきつくてやめてしまう部員もあり、結局、私の同級生のメンバーは入れ替えこそありましたが、7人のままで変わらずに3年生を迎えました。
毎日うさぎ跳び~今では考えられません
練習では、ボールを使う練習以外にも、今では考えられない様々な練習をしていました。
水分補給禁止以外でも、普通にうさぎ跳びをして足腰を鍛えていました。その中でも圧巻だったのは、背中に同級生をおんぶして屈伸をする練習は、結構きつい練習の一つでした。幸いにも、ひざを痛める生徒もなく、よかったなと思っています。