大学時代の話の続きです。
【前回の記事はコチラ>>夏休みに突入】
楽しい同窓会
1年生の夏休み中、私はバイトで忙しかったので、実家には帰らずにいましたが、高校の同窓会をしようという話が持ち上がりました。
なので、私はお盆に合わせて実家に帰って同窓会に出席することにしました。
この日は、高校を卒業してまだ1年半しか経っていないので、参加者も多く、その中には、高校時代の彼女で予備校時代に別れてしまったK子さんも来ていました。
ただ、私は、つらい別れ方をしていたので、少し気まずい感じがして、少し離れた所に座っていましたが、段々とお酒も入ってきて気分も良くなってきました。
そこで、私は意を決して、K子さんの横の席が空いたのを見つけて、早速、隣の席へ座りました。
「久しぶり~!」と言ってK子さんに声をかけると、K子さんも、にっこりと笑って「久しぶり!」と返してくれました。
つらい別れから1年ぶりの再会になりましたが、そこには浪人時代の重苦しい雰囲気はなく、高校生の時のように、色々なことを話しては二人で笑って同窓会を楽しむことができました。
再び恋に落ちる?
ここで一つ問題が起きてしまいました。
2次会に突入した時のことです。
私は何気にK子さんに「付き合っている人はいるの?」の聞くと「いいえ」との返事が返ってきたものですから、私は、既にT子さんという彼女が居るにもかかわらず、K子さんへの思いが再燃してしまいました。
そして最後には、もう一度寄りを戻したいと言ってしまったのでした。
K子さんは、ちょっと困った様子でしたが、それでも、もう一度会って話をしようと言う私の申し出を受けてくれました。
ただ、少し時間が欲しいとのこと。
幸いにも、お互い通っている大学と短大が同じ町でしたので、再び会う約束をしてその日は別れました。
【続く】