中学時代の部会の続きです。
私の中学校時代、土曜日は午前中に授業があり、午後からは部活でしたので、弁当を持参していました。
また、日曜日や夏休みなどの長期休暇の時は、午前中に練習があったので、毎週休まずに部活に行ってました。
理由は、家の用事をさせられないためなのと、休みの練習には楽しみなことがあったためです。
そうなんです。
練習が終わった後、先生からご褒美がでることがあったのです。
練習中は水分が取れない時代でしたが、練習が終わると先生から、「帰りにジュースでも買って飲みなさい」と、千円札を渡されます。
特に、夏休みは出席率が半分以下の日もあり、中には2、3人しか練習に来ていない時もありました。
そんな時も、「今日は、練習は休み。帰りにジュースでも飲みなさい。」と言われては千円札をもらっていました。
人が少ないと分け前も多いものですから、1リットル入りの炭酸ジュースとパンを買ってお店のカフェ?(メニューはないのですが、店の奥にイスとテーブルが置いてありました)で飲食するのが楽しみだったことを覚えています。
先日、お墓参りに実家へ帰ったのですが、かつて、部活帰りに寄っていたお店はシャッターが閉まっていて、閉店状態でした。
田舎なので、段々と高齢化の波が私の実家の町を飲み込んでいるのが実感でき、寂しく思いながら我が家へと戻るのでした。