轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

東京ディズニーシーへ旅行の計画をするもぎっくり腰になる?!

今回は、東京ディズニーランド40周年記念つながりで、私の東京ディズニーシー旅行体験を紹介します。

クーラーの取り付け工事でギックリ腰になる

今から15年ほど前になりますが、子どもたちの夏休みを利用してディズニーシーへ1泊2日の旅行を計画していました。

 

その日は、ちょうど子供たちが夏休みに入った最初の休日。

子供たちの部屋の窓に買ってきたクーラーを取り付けようと、悪戦苦闘していた時のことです。

2部屋にクーラーを取り付けた後、1mほど離れたところに置いていたドライバーなどがっ入った工具類を取ろうと、四つん這いの姿勢のまま手を伸ばした時のことです。

腰に電気が走ったような激痛に襲われて動けなくなってしまいました。

そうなんです。ギックリ腰になってしまったのでした。

 

四つん這いのまま、大声を張り上げて妻を呼んだまでは良かったのですが、ちょっとでも腰に力を入れると鋭い痛みが走るものですから立ち上がることもできません。

しかたなく、寝室まで四つん這いのまま、激痛に耐えながら這って行き、何とか横になることができました。

 

その日は土曜日でしたが、翌週の水曜日には、東京ディズニーシーに向け、飛行機に乗って羽田へと飛び立つ計画でしたので、3日しか猶予がありません。

今更キャンセルもできないものですから、とりあえず、月曜日、火曜日は休みを取って3日間、安静にすることにしました。

 

3日間の安静生活が始まる

1日目(日曜日)は、さすがに少しでも動くと腰に痛みが走ってしまうので、動けませんでした。

それでも、トイレにはいかないといけないので、腕の力だけで這って行って用を足していました。

 

風呂はあきらめましたが食事は我慢できませんので、寝室で食べました。

また、妻が腰のコルセットを買ってきてくれましたので、就寝後もずっと付けたままにしていました。

 

2日目(月曜日)になりました。

何とか腕の力で起き上がれば、立ってゆっくりとあるくことができるようになりました。

ただ、起き上がるのが一苦労でして、妻の嫁入り道具のタンスを少しづつ開けて段差を作り、そこに手をかけることで、腕の力で起き上がることができるようになりました。

風呂はさすがに入らないわけにもいかないので、シャワーだけ浴びることにしましたが、腰に衝撃が起きないように、ナマケモノのようなゆっくりとした動作で動いていました。

 

3日目(火曜日)になりました。

いよいよ翌日には飛行機のフライトが待っていますが、まだ、ソファーに座ることができません。

とにかく安静にするしかないものですから、ほぼ、布団に横になって腰の回復を待つしかありません。

2日目と同様、お風呂はシャワーだけで食事も布団の上で済ますことにしました。

 

東京ディズニーシーに向けていざ出発!

ギックリ腰から4日目(水曜日)の朝を迎えました。

さすがにずっと安静にしていたおかげで、腰の痛みも和らいできていました。

ソファーには背もたれに持たれるような座り方はできませんが、上半身を垂直からすこし前にすれば痛みもなく座ることができました。

そのため、多少の不安はありましたが、ディズニーシーへと向かって行くことを決意して、いざ、空港へと向かいます。

 

なお、空港へは妻の運転する車の助手席に乗って行ったのですが、常に前傾姿勢を保ったままの姿勢でした。

それでも、路面の衝撃が大きいと、少し「ズキッ!」と腰に響く痛みがありましたので、万全ではないようでした。

何とか空港の駐車場までたどり着くと、今度は空港ロビーまでの50mほどの道のりを、腰に衝撃を与えないよう、ゆっくりと一歩一歩、歩いて向かうのでした。

 

その後も飛行機、バスを乗り継いでホテルへと向かいましたが、思ったほど痛みなく、ホテルへたどり着きましたので、まずは一安心しました。

だたし、背もたれにもたれかかる姿勢だと腰への負担が大きく、痛みがあるため、常に直立からやや前傾姿勢を保ったまま、移動していました。

 

なお、その間、コルセットはずっと付けたままで、これにより、腰が固定されていたことも、腰への負担を抑える効果があったのではないかと思います。

皆さんも、腰を痛めた時はコルセットを着用することをお勧めします。

(つづく)

東京ディズニーシー