轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

車庫入れで公用車に接触

私が入庁した時は、車の免許はありましたが、自家用車を持っていなく、もっぱら、公用車に乗って運転の練習をしていました。当時は、勤務の半分は外周りの仕事でしたので、大抵は若手の私が運転をすることになります。

その日も、いつものように私の運転で外回りの仕事を終えて事務所の駐車場に帰って来た時のことです。

隣の公用車が私が止める区画にはみ出した状態で駐車していることに気が付かないまま、バックをしながら駐車をしようとしてしまいました。そのため、バックの途中からは「ギギギー!!!!!!」という音を鳴らしながら後ろに1mほど下がってしまいました。

アクセルを踏んでも思ったように車がバックしないので「おかしいな!」とは思ったのですが、何故か???と疑問に思いながらも下がってしまいました。

車から降りて車の様子を見ると、後ろのドアに10cm幅の擦り傷が付いていました。

「あ~やっちまったなあ!」と思いまして、同乗者の先輩の方を見ると、「まあ、古い車だからいい、いい!」と言うではないですか。

 そうなんです。10年近く経っている公用車でしたので、そこかしこに傷があったものですから、大目に見てもらいました。

 当然、事務所に帰って駐車場での事故を報告するも、おとがめを受けるでもなく、「今度から気を付けて!」と言われるのみでした。まあ、今となっては、当時はおおらかな職場というか、適当だったなあと思っています。