轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

小学校のソフトボール大会①左利きなのに右投げ右打ち

小学生の頃は、スポーツと言えばソフトボールでした。当時は毎年、大会があって、各地区に分かれてチームを組んで試合をしていました。

私も3、4年生の頃からソフトボールを始めましたが、自分のグローブが欲しくて母親にねだったところ、買ってもらえることになりました。

この時は、グローブとバットを買ってもらったのですが、誰も野球やソフトボールというものを理解していないものですから、左利きの私が、みんなと同じ右用のグローブを買って、左手にはめてソフトボールをしていました。

左利きなのに右投げ右打ちですから、守備は利き手でボールを上手に取ることができたので、ショートを任されていました。ただ、投げるのが右手なものですから、思いっきり投げても山なりのボールで、ギリギリ1塁ベースに届くボールしか投げることができませんでした。

打撃も、みんなと同じ右のバッターボックスに立って打っていたものですから、思いっきりバットを振って打っても、中々外野までボールが飛ばないので、試合では下位打線を打っていました。

それでも、人が多い町ではなかったですし、守備もゴロを捕るのがうまかったので、5年生から8番ショートのレギュラーになっていました。

たまに、センターやレフトを守ることがあると、左中間や3塁線に飛んだボールを追いかけるときは、グローブを外して左手でボールをつかんで内野まで矢のようなボールを投げていました。

なぜ、誰も左投左打にするようにアドバイスしてくれなかったのか、いまだに謎ですが、左投げ左打ちでソフトボールを始めていれば、もう少し活躍できたのではないかとひそかに思っています。

ソフトボールのグラウンド