轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

小学校ソフトボール大会③優勝する

私が6年生になった年、初めて町の小学校対抗ソフトボール大会に出場しました。いつものように、左利きの私が左手にグローブをはめてボールを取るものですから、ゴロを取るのがうまいということで、8番ショートのレギュラーに選ばれました。

ルール上、女の子を1人出さないといけないことになっていいたので、我がチーム(他のチームも同じ)はセカンドに女の子を配し、試合に臨みました。

 

学校対抗ということもあり、白熱した試合が展開されまして、私たちの学校は決勝まで駒を進めることができました。

そして、決勝戦。私はショートを守っていたのですが、何度もゴロが飛んでくるものですから、軽快なグラブさばきでボールをつかむと、すばやく、しかも利き腕ではない右手で1塁ベースめがけて放物線を描きながらギリギリに届くボールを投げて、何とかアウトを取っている状況でした。

またある時は、セカンドの上空にフライが上がると、「はい、ショート!」と、訳の分からない掛け声が響くものですから、ショートの定位置から猛ダッシュでセカンドまで走ってボールをキャッチする始末。

中には、ファーストの近くまでが守備範囲かと思うようなボールまで「ショート!」と言われるものですから、これなら、女の子を1人入れても意味がないなと思いながら、半分、やけくそになってボールを追いかけていた記憶があります。

 

それでも、私の活躍(守備のみ)もあってか、優勝することができましたので、走りがいがあったというものです。

そんなこんなで、小学生の間は、暑い中、外でスポーツをしてつらい思いをしたのと、右打ちだったものですから、気持ちのいい快音を響かせて長打を打つことができなかったので、あまり楽しい思い出が無かったものですから、中学校の部活では野球はしないと決意をした次第です。

バッティング

会心の一撃!!

打ちたかったなあ。。。