部屋中タバコの煙で充満
当時は、電車・バス・飛行機などの公共交通機関や公共施設では喫煙が許されていました。
当然、県庁内でも各職員の机の上には灰皿が置いてあり、タバコを吸いながら仕事をしていました。
この頃は私も1日1箱タバコを吸っていたものですから、夕方になると、灰皿がタバコの吸い殻でいっぱいになります。
すると、臨時職員の女性がバケツを持って吸い殻の回収に来ていました。
そんなこんなで、年末に執務室の掃除をみんなで行う時は、壁のヤニを雑巾でふき取るのですが、いつも茶色に変色していました。
21世紀に入ったころから分煙が叫ばれるようになったことで、執務室での喫煙は禁止になりました。
それまでは、タバコを吸わない人にとっては劣悪な環境だったと、今更ながら申し訳なく思っています。
なお今では、県の施設内が全面禁煙となっています(一部、屋外に喫煙所があります)。
(続く)