轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

高校の最初のホームルームでいきなり学級委員長を命じられる

4月も2週目に突入し、全国で小・中・高校の入学式が行われている頃ではないでしょうか。

新しく進学された皆さん、入学おめでとうございます。

これから、新しい出会いがあると思います。二度とない青春の1ページを、日々悔いのないよう、それでも気張り過ぎないよう、適度に頑張っていきましょう。

 

ということで、今回は、私の高校の入学式後のホームルームでの出来事を紹介します。

私のクラスは40名の生徒がいましたが、男子より女子の方が多いクラス(というか学校)でした。中学校の同級生も比較的多かったのですが、それでも半数以上は他の中学校から来た生徒で、初めて会う人も多く、多少、緊張の中、入学式を終えて教室へと向かっていきました。

 

そして、最初のホームルームの冒頭、担任の先生から、「クラスの委員は、最初なので私が決めます」と言って、いきなり私が学級委員長に指名されてしまいました。

前にも紹介しましたが、私の町では、頭のいいトップクラスの生徒はみんなA高校へ進学していきました。なので我がB高校には、今まで学級委員長を経験した学生がいないわけでして、その中で、たまたま私が男子では成績が良かったことから、白羽の矢が立ってしまいました。

(ちなみに、副委員長はクラスで一番成績のよかった他の中学から来た女子生徒です)

 

そんなこんなで

担任の先生から席を立つように促されたものですから、私は訳も分からず席を立ったのでした。すると先生は、「授業開始と授業終了の合図(起立、礼、着席)をしなさい!」と言うではないですか。

私は、学生生活で初めての号令をかけることになったのでした。

 

以後、学期ごとに改選があるのですが、2年生の3学期まで、ずっと学級委員長を任せられることになりました。

また号令以外でも、ホームルームの司会や様々な決め事など、ことあるごとに壇上に立たされて、会を取り仕切っていたものですから、おかげで、人前でもあがることなく、平然としゃべることができるようになっていったのでした。

今思うと、いい経験をさせていただいたなと、感謝をしています。

ホームルーム