理系の学部では４年生になると、ほぼ、卒論の準備で研究員室へ貼り付けになります。そのため、現在のNキャンパス近くの下宿先から学部のTキャンパスに近いところに引っ越すことになりました。
ちょうど、４年生の先輩が卒業のために部屋を出るので次の人を探していたものですから、そこに私が入ることになりました。
そのアパートは２階建てで、２階の１K風呂無しの部屋が６畳１間でトイレがついて月20,000円でした。
3月が入り、新入生の合否が決まる前でしたので、急いで手続きをし、引っ越しもN君のほか、H君が実家の軽トラを持ってきて手伝ってくれることになりました。
そして、引っ越し当日。３人で２階から荷物を軽トラックに乗せ、意気揚々と転居先のアパートへと車やバイクを走らせて向かって行き、ほどなく搬入も終わって引っ越しそば（カップのそばです）をみんなで食べました。
この後、大変なことが発覚しました。
そうなんです。引っ越しの荷物の中で、ファミコン一式だけがなくなっているのです。
私の大学時代はファミリーコンピューターが大流行していまして、私も買ってゲームをみんなで良くしていました。ゲームカセットも10本以上保有していまして、この日もかたずけが終わったらみんなでゲームをしようと言ってたのですが、どこを探してもないのです。
引っ越しでは紙のバックにファミコンとゲームをまとめて入れて軽トラの荷台に置いていましたが、それだけが軽トラから落ちてしまったとは考えられませんでした。たぶん、荷物を軽トラに積み込んでいる最中に、誰もいない軽トラの荷台を物色して持って帰った人がいたのではないかと思われます。
まあ、４年生になるので勉強に専念するよう、神様の計らいだと思い、今回はあきらめることにしました。（ん～残念でした！）
