轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

2度目のコンパでもフォール・イン・ラブ?Part2

前回の記事はこちら>>2度目のコンパでもフォール・イン・ラブ?

 

初デートが私の下宿先

Y子さんは、私の前の彼女K子さんと同じ寮に住んでいました。

そのため、寮の電話番号は知っていましたので、早速、電話をして会う約束をしようと、何気に私の下宿先に来る?と言ってみると、あっさりOKの返事だったものですから、待ち合わせ場所を、私の下宿先の近くの駅にしました。

 

そして、初デートの日。

駅へ向かっていると、改札口から見たことのあるような、ないような女性が目を細めながらこっちを見ているではないですか。

私は、「ん?なんか雰囲気が違うかな」と思いながらも、近づいて「Y子さん?」と言うと、コンパで見た時と同じ笑顔で「ハイ!」と答えてこっちへ近づいてきました。

Y子さんは、コンタクトレンズを付けていても視力があまり良くなくて見えづらかったようで、目を細めて見ていたとのこと。

 

ほどなく、私の下宿先に案内するも、いきなり男の部屋に連れて来るってどうなのかと、多少、疑問に感じながらも、まずは、お互いのことを知らないと始まらないと思い、いろんな話をしました。

 

K子さんの話では、どうも、コンパで印象が良かったのが私だったと言ったら、私のことが気に入ったということになっていたみたいで、今日は、とりあえず会ってみようということで来たとのこと。

お互い、ようやくO君とI子さんの策略にはまっていることが分かったのですが、まあ、しばらく付き合ってみましょうということなり、お付き合いが始まりました。

 

また、私が前に付き合っていたK子さんとY子さんは、同じ寮の先輩と後輩なので、私の情報を色々と仕入れていたそうでして、まあなんと世間はせまいと言うか、特別な縁を感じてしまうのでした。

 

H君と鉢合わせしてしまう

そんなこんなで、話が一件落着したときのことです。

いきなり、私の部屋のドアが開いたかと思うと、そこにはヘルメットをかぶったT君が立っているではないですか。

 

そうなんです。前にも書きましたが、私の部屋はたまり場になっていましたので、いつも鍵もかけずにいることが多く、誰でも部屋に入ってくることができる状態でした。

その日も、いつものように鍵もかけずにいたものですから、友達のT君もいつものように私の部屋にいきなり入ってきてしまいました。

 

するとどうでしょう。

先日のコンパでT君がフラれたY子さんと私がこたつのテーブルを囲んでコーヒーを飲んでいるものですから、お互い言葉が出ず、気まずい雰囲気が流れてしまい、T君は「失礼!」と言ったきり、すごすごと階段を下りて帰ってしまいました。

 

一応、私たち二人が付き合うことは言っていましたが、まさか、いきなり私の部屋にY子さんがいるとは思っていなかったのでしょう。

申し訳ないことをしたなと思いましたが、後の祭りで、それ以降、T君が一人でふらっと来ることはなくなりました。

(ただ、その後も他の友達と一緒に仲良く接していただきました)

カップ