私が所属する学部では3年生の後期から各研究室に張り付くことになっていました。
そして、担当の教授からは開口一番、「公務員試験を受けるように」との指示がありました。
そうなんです。
教授も卒業生の就職がないことをよく分かっていました。
実際、卒業した後、就職できずに、とりあえず大学に研究生で残る人、実家に帰る人など、3分の1はいたのではないかと思います。
なので、とにかく、卒論よりもまずは就職だというスタンスでしたので、私の研究室のい学生は恵まれていたように思います。
今では予備校に公務員試験対策の講座が開設されていますが、当時は、参考図書を買ってきて独学で勉強するのみでした。
私も3年生の後期が始まると、参考書を買ってきて就職試験の勉強を開始するのでした。