K子さんつながりで
予備校時代のK子さんとの出来事の続きを紹介します。
【前回の記事はこちら>>>K子さんと再会を果たすも歯車が狂いだす】
K子さんと再会を果たし、その後も何度も電話連絡をしながら、月に1、2回ほど会っていました。
ただ、K子さんは、なぜかいつもO子さんと一緒に来るので、私は毎回K君を連れて4人で集団デート(?)をすることになるのでした。
(デートというよりも、仲のいい友達が集まって遊んでいるようでした。。。)
どうも二人きりになるのを避けているような感じがして、私は、段々とフラストレーションがたまっていきました。
公園でのダブルデートが続いたある日。。。
そんな集団デートが続いたある日のこと。
その日はO子さんの都合がつかなかったのか、K子さん一人で来たことがありました。初めて二人でデートができると思いまして、いつもの公園に一緒に歩いていくと、K子さんの口から「友達に見つかったらどうしよう」の一言が。。。
私は、K子さんが自分と付き合っているのを友達に知られたくない、やっぱり浪人生だと嫌なのかな?
と思ってしまいまして、その日以来、二人の間に距離ができてしまったような感じがして、ぎくしゃくした空気が漂うようになったのでした。
後になって思うと、この時に、今後のことをきっちりと話し合っておくべきだったと後悔しました。
ただその時は、逆にその話をすると、別れ話を持ち出されて二人の関係が終わってしまうような不安を感じ、怖くて言えなかったように思います。
土曜夜市で、またもや。。。これが決定打だったかな?
そして、土曜夜市の日。
私は、K子さんと二人でアーケード街を歩いて楽しい夜市デートを敢行しようと繁華街までやってきました。
駅で待ち合わせて、二人でちょうど夜市の入り口に差し掛かった時です。
K子さんは、周りをキョロキョしながら、またもや「友達に見つかったらどうしよう」の一言。
私は一気に気持ちが沈んでしまい、思わず「(見られるのが)いやなら離れて歩こうか!」と言ってしまったものですから、二人とも黙ってしまい、しかも、デートなのに、くっついて歩くこともできず、一定の距離を保ちながら静かにアーケード街を往復するのでした。
【次回はこちら>>>夜の街を車で爆走するも二人の間には冷たい空気が流れる】