轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

引っ越しが終了してホット!

私が電車で下宿先の町へ向かっている頃、私の両親はトラックに引っ越しの荷物を積んで私の下宿先へ向かっているところでした。

 

私が先に下宿先に着くと、しばらくして両親のトラックも到着したものですから、休憩する間もなく荷物の搬入を行いました。とはいっても、独り身の下宿生で4畳一間なものですから、冷蔵庫とこたつと参考書、布団、食器類を運ぶぐらいで、1時間もかからず終了してしまいました。

両親は、1階の大家さんにあいさつに行くと、何もすることがなくなったものですから、「頑張りなさい!」の一言を残して実家へと帰っていくのでした。

 

両親を下宿先の玄関で見送ったあと、部屋に戻ると、狭いながらも誰にも邪魔されない自分一人の自由な空間が広がっているようで、親の束縛から解放されたことと相まって、「ホッ!」とした記憶がいまでもよみがえってきます。「さあ、1年間、(受験勉強)頑張るぞ!」と心に誓うのでありました。

引っ越し