轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

ロケット(宇宙船)を飛ばすという将来の夢が弾け飛ぶ!

夢はバスの運転手からロケット(宇宙船)を飛ばす

私には、漠然とした将来の夢がありました。幼稚園の時はバスの運転手でしたが、その後は、どこまで本気だったかは分かりませんが、ロケット(宇宙船)を飛ばすことになっていました。

アポロ宇宙船が月へ初めて行った時、私はまだ小学校にも行っていない頃でしたので、記憶にはないのですが、小学校や中学校の頃は、学校の図書室に行っては、宇宙船や宇宙人の本を好んで読んでいましたので、その影響なのかもしれません。

なので、いつしか、将来はロケット(宇宙船)を飛ばすことが夢になっていました。

高校の担任の先生の一言で私の夢が打ち砕かれてしまう

そして、高校1年生の頃です。数学の時間なんですが、何かの拍子に、「ロケットを飛ばしたいなあ!」と言うと、先生は開口一番、「東大に入らないと無理だぞ!」と言うではありませんか。

進学校のA高校に入ったとしても、数年に1人しか入れないと聞いていたものですから、B高校から東大に入れる可能性はほぼありません。この時、私の将来の夢は弾け飛んでしまうのでした。

大学進学に向けたモチベーションが下がる

今思うと、先生も、もう少し考えて話してくれればいいものを、ロケットを飛ばすといっても、色々な関わり方があるわけです。ロケットの部品を作る仕事もありますし、種子島宇宙センターで事務員や保守点検を行う仕事もあるでしょう。

しかし、私はいきなり、東大に行かないと無理だと一蹴されてしまったものですから、大学進学に対するモチベーションも下がってしまい、結局その後は、周りに流されてしまうのでした。

ロケットの打ち上げ