轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

受験生なのに4度目の恋に落ちる④~化学の授業中に告白?~

前回の記事はこちら>>>受験生なのに4度目の恋に落ちる③~運動会でのフォークダンス~

いよいよ告白タイム?

運動会も無事終了し、いよいよ受験勉強も佳境に入って行きますが、頭の中はK子さんでいっぱいで、勉強が手に付きません。それなのに、3度の失恋の後遺症なのか、なかなか告白する勇気もなく、悶々とした日々を過ごしていました。

 

そんなある日、ちょうど化学の授業での出来事です。各実験台に4人ずつ生徒が座って授業を受けるのですが、私の横にはK子さんと仲良しのT子さんが座っていました。

先生から本日の授業で行う実験の説明を聞いている時のことです。いきなりT子さんが私に顔を近づけてきて「K子さんが私のことが気になっているみたいだよ」と小さな声で言うではないですか。私は、「えっ!」と言ってびっくりして、斜め後ろに座っていたK子さんを見ると、K子さんは下を向いたままです。さらにT子さんは「〇〇君はK子さんと付き合う気はある?」と言うものですから、二つ返事で「OK!」の返事をしました。

 

化学の授業が終わった後、早速、K子さんの元へ行くと、既にY子さんから私の気持ちを聞いていたようで、ニコニコ顔で、それでも少し恥ずかしそうに見つめてきたのを覚えています。結局、私から告白するでもなく、付き合うようになりました。

 

どうも、K子さんも夏以降、気になっていたそうなんですが、受験勉強があって忙しくなるので、どうしようかと悩んでいたようでした。T子さんに相談すると、開口一番、「私から話してみる!」と言って、化学の授業での顛末となった次第です。

 

ただ、K子さんも気にしていたように、お互い受験勉強があるので、休みの日にデートをすることもなく、授業の合間の休憩時間や昼休み時間に話をするだけの付き合いになりました。

化学教室

つづきはこちら>>>受験生なのに4度目の恋に落ちる⑤~席替えでいつも隣同士~