轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

私の釣り人生~小学生で終焉を迎える!

手製の竹竿で釣り三昧

小学生の頃、家から歩いて3分で海に着くものですから、友達と桟橋でよく釣りをして遊んでいました。竿は竹を切ってきて先端にテグスを縛って即席の釣り竿を作り、餌には砂浜で採ってきたエムシを針に付けては、魚釣りをしていました。

 

よく連れていた魚はベラで、たまにクロダイが釣れると大物を釣ったと誇らしげにしていましたが、私の記憶では、クロダイを釣ったのは1度しかありませんでした。

ほとんどがベラだったものですから、あまり面白いと思わなくなり、小学校5年生の時に船釣りを経験してからは、釣りが嫌いになってしまい、桟橋での魚釣りもやめてしまいました。

船釣りの恐怖体験で魚釣り人生が終了!

私が釣りが嫌いになったのは、船釣りで恐怖体験を味わったことが原因です。

小学校5年生のころ、兄(成人していました)に誘われて船釣りに行くことになりました。

知り合いの漁船に乗って近くの釣り場へ到着すると、そこは、海の底まで透き通って見える、とてもきれいなところでした。ほどなく、船釣りが始まったわけですが、海を見ていると、魚が気持ちよく泳いでいるところが見えるのですが、その奥には暗い海の底が広がっており、「落ちたら怖いだろうなあ。」と思いながら、釣り糸を垂らしているものですから、段々と恐怖を感じるようになりました。

 

そんな時、兄か、又は兄の友達がふざけて船を左右に揺らし始めました。

私は、「落ちたら死んでしまう!」という恐怖心でいっぱいになり、必死に船にしがみついていて、釣りどころではありませんでした。そんな私を見ておもしろかったようで、さらにエスカレートして船を大きく揺らし始めたものですから、パニック状態になって、「やめてえ~!」と叫んでいたのを覚えています。

 

それから、船→恐怖→釣りという図式が出来上がってしまいまして、それ以来、桟橋でも釣りをすることがなくなってしまいました。

おまけ:30年ぶりに船釣りをするもダウン!

就職してから職場の先輩に船釣りに誘われ、1度だけ参加したことがありました。

 

当日は波もなく穏やかな海で、先輩が言うには、これまでで最高の船釣り日和だったそうなんですが、私は30年ぶりに小船に乗っての釣りなものですから、すぐに酔ってしまい、結局、開始10分でダウン。

そのまま、帰るまで横になって休んでいました。