轍(わだち)

これまでの足跡や日々の感じたことを紹介していきます

初恋の思い出

私の初恋は関西の女の子

小学2年生の時、私の家の前に1歳年下の女の子(O子さん)がいました。その子のいとこ(?)の女の子(H子さん)が関西に住んでいて、夏休みに遊びにやってきました。

そのH子さんはとてもかわいくて、一目見て好きになってしまったのが私の初恋です。

 

初恋の子と楽しく遊ぶ

H子さんは1週間ほどO子さんの家に泊まるようでして、私を含め近所の子供たちと仲良くなって、陣取り合戦などをして遊ぶようになりました。

 

中でも、当時、「手のひらをしびれさせる」ことが流行っていました。

これは、2人が向かい合って相手の手首を握り、相手にグー、パーをしてもらい、パーの時に手のひらをたたくことを10回ほど繰り返します。そして、握っていた手首をゆっくりと放すと、相手の人の手がジンジンとしびれを切らしたようになるというものです。

 

何が面白かったのかよく分かりませんが、好きな人と向かい合って手を合わせる(たたく)ことができるので、H子さんと手を合わせた感触を今でも覚えています。

なお、H子さんとは、結局1週間毎日、近所の子供たちと一緒に楽しく遊びました。

 

お別れの日

そして、大阪に帰る日、なぜか私たち近所の子供たちみんなでH子さんの家族が乗った車に一生懸命手を振って見送りました。

 

再会するも。。

その年の冬休み、再びH子さん家族がO子さんのお家に来られたようでした。

私は我が家の2階からH子さんが家の前の道路に出て周りをきょろきょろしているのを目撃しましたが、恥ずかしくて、声をかけることができなかったものですから、H子さんはそのままO子さんの家に入ってしまいました。

そして、その日を最後にH子さんを見ることがなくなり、私の淡い初恋が終わってしまうのでした(あ~今頃どうしているかな?)。